
ストレスがかかると、食事に影響が出る人がいます。
食欲がなくなったり、
逆に異常に増えてしまったりすると、
摂食障害や過食症と診断されることもあります。
また休職すると、
いつも決まった時間に食べなくなったり、
一人暮らしで自分で用意しなければならない人は、
買い物に行ったり、準備するだけでも億劫でしょう。
しかし、食事は、身体はもちろん、
心にも影響を及ぼしています。
近年は、「たんぱく質」が、うつ予防に効果的である、
との、研究結果も見かけます。
事の真偽はどうあれ、
食事が疎かになることによって、身体に不調が出れば、
気持ちも沈みがちになるのは、当然のことです。
睡眠と食事は、
生活リズムを整えるための大きな要となります。
生活リズムは、自律神経と密接なつながりがあり、
それが乱れると、メンタルヘルス疾患にもなりやすいので、
注意が必要です。
食事にまで気を配るだけの気力も必要ですが、
いたずらに食事を軽んじたりしないよう
可能な範囲で配慮してほしいものです。
もちろん、一人暮らしの人は、
毎日きちんとした食事を用意するのは大変ですし、
また、気にしすぎて、食事自体がストレスになっては
元も子もありません。
たまには、手を抜いたり、
リフレッシュすることも良いことです。
ただ、薬の処方を受けている場合は、
薬を飲むためにも食事は摂っていただきたいですし、
全く無し、ということのないようには、
気を付けていただくと良いと思います。
休職時は、気持ちが沈んで、
一日の活動量が少なくなると、
お腹が減りにくくなります。
最初は、食事量を減らして、
消化の良い、内臓の負担が少ないものがおすすめです。
少し休まってきたら、
外を散歩するなどして、
活動量を増やしていき、
睡眠・活動・食事を、
バランス良く増やしていけると良いですね。