見通しを立てよう
休職中、
何をしたら良いのか、
どう過ごすべきなのか…
いざ「休め」と言われても、
具体的に、どうしたら良いのでしょうか。
“一日中寝る”
もちろん、これができる場合には
そうしてもらって良いのですが、
3~4日も寝ていると、
だんだん焦りを覚えてくるのではないでしょうか。
「このままで治るのか」
「どうするのが正しい“休み方”なんだろう」
そんなことを考えて、
不安になる人も少なくないと思います。
休職のstepは大まかに言うと、
3つに分けることができます。
Step1:休む
Step2:振り返る
Step3:対策する
いきなり全部やろうとせず、
1ステップずつ、確実に進めてください。
Step1をしっかりやった分だけ、
Step2が深まり、
Step2をしっかりやった分だけ、
Step3が確実になる…というように、
いかに一つずつ確実に進めるかによって、
後の工程が深まり、再発しにくくなります。
とはいえ、休職できる期間は
企業によって異なりますし、
傷病手当の支給される期間も、
健康保険組合によって異なりますので、
大体の見通しを立てられると良いと思います。
企業や健康保険組合に、
それぞれの期間を確認し、
主治医に自分の置かれた状況
(家族を養っていく必要があるのかどうか、など)
なども情報共有して、
今後の治療計画などを相談することをお勧めします。
また、企業に復職支援プランなどがある場合には、
復職に時間のかかることがあります。
主治医の復職許可が出ても、
産業医(主治医とは別で、会社が指定している医師)の許可が必要になったりするため、
治療計画は余裕を持って進める必要があります。
是非そちらも確認しておかれると良いでしょう。